中国最新法律Newsletter Vol.13を発行いたしました

2022.08.22

中国最新法律Newsletter Vol.13を発行いたしました。

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1. 上海における従業員の病気休暇・医療期間に関する実務上の問題についての検討(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士 竹田 昌史・上海翰凌法律事務所 律師 陳 霄翔
一、はじめに
 中国経済の発展にともない、様々な雇用形態が生まれると共に新たな労務問題も日々発生している。同時に、中国では中央と地方における各法規、行政実務の取扱い の違い等の特徴が重なり、実際の労働問題を取り扱う際には、単に中央法規である「労働法」や「労働契約法」の解釈にとどまらず、中央や地方の行政部門の規則や通知、更には各人民法院の裁判例にも目配りをした上で検討する必要がある。
 今月のニュースレターでは、中国の現地法人で日常的に問題となる従業員の病気休暇や病気休暇中の給与等に関する問題について、上海での実務の状況をご紹介したい。 ...(続きはPDFをご覧ください

2.  中国ライフサイエンス・ヘルスケアの法務 第12回 ~医療機器生産監督管理弁法の改正~(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士 高槻 史
 2022年3月10日に医療機器の生産活動に関する規制である医療機器生産監督管理弁法が改正され,2022年5月1日から施行さ れている。主な改正ポイントは以下の通りである。... ( 続きはPDFをご覧ください

3.  独占禁止法改正の概要(1)~事業者集中について~(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士 松本 亮
 2022年6月24日、全人代常務委員会において独占禁止法の改正が決議され、同日主席令として公布された後、同年8月1日から施行されている。また同年6月27日には、独占禁止法に関する6つの規則等の意見募集稿iが発表されている。そこで今回は、独占禁止法改正の事業者集中に関する改正の概要と意見募集稿の重要なポイントをご紹介するとともに、末尾に改正版の独占禁止法の和訳を掲載することとしたい。 ... ( 続きはPDFをご覧ください

4.  【弁護士法人大江橋法律事務所仮訳】中華人民共和国独占禁止法(2022年改正)
(2007 年8月30日第10期全国人民代表大会常務委員会第29回会 議にて可決 2022年6月24日第13期全国人民代表大会常務委員会第35回会議の「『中華人民共和国独占禁止法』の改定に関する 決定」に基づき改正)... ( 続きはPDFをご覧ください

5. 新法紹介
一、公布済の新規法令
1 「国家市場監督管理総局による一部の事業者集中案件に対する独禁審査の委託試行に関する公告」国家市場監督管理総局(以下は「総局」という。)は、2022年7月15日に、一部の事業者集中案件に対する独禁審査の委託試行に関する公告を発表し、北京、上海、広東、重慶、陝西の5つの省レベルの市場監督管理部門(以下は「試行部門」という。)に一部の事業者集中案件に対する独禁審査の事項を実施させることを試験的に委託し、2022年8月1日から2025年7月31日までの3年間を試行期間としている。同公告においては、委託事項(試行部門に委託される審査の要件)、委託審査の流れ、異議受付等の内容が定められている。 まず委託事項については、試行期間中、総局が業務の必要性に応じて、以下の基準のいずれかに該当する、事業者集中簡易手続を適用する案件(以下は「簡易案件」という。)の一部を試行部門に委託し、審査を担当させることになっている。... ( 続きはPDFをご覧ください

6. 【中国からの風便り】上海における自動車のナンバープレート事情(弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士 松本 亮
 最近、上海事務所の同僚がEV車を購入した。上海では増加する車両の数量を抑制するため、ナンバープレートの発行数量を限定しており、一定の条件を満たした個人が競売でナンバープレートを取得する必要があるとされていたが、上海市政府はEV車の普及を促進するため、EV車であればナンバープレートを無償で配布するという方針を打ち出している。 ... ( 続きはPDFをご覧ください

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