中国最新法律Newsletter Vol.38を発行いたしました

2025.01.28

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1.　センシティブ個人情報の識別ガイドラインに関する一考察（弁護士竹田昌史）
一、総論　1.センシティブ個人情報を巡る近時の動向　中国の個人情報の越境移転規制については、2024年3月22日付で「データ越境の流動促進と規範に関する規定」（以下「流動促進規定」といいます。）が公布、同日付で施行され、また併せて関連ガイドラインが公表されました。これら一連の規定により、個人情報の越境移転に伴う対行政当局対応の条件が大幅に緩和され、日本企業を含む外資企業の負担も軽減される結果になりました。... （続きはPDFをご覧ください）

2.　新法紹介
1. 増値税法　2024年12月25日、国家主席令第41号として「増値税法」が公布され、2026年12月25日より施行される。増値税法は、税収の「法定主義」を徹底したもので、現在有効な「増値税暫行条例」（増値税法の施行とともに同条例は廃止される）や「営業税から増値税への全面的徴収の試行に関する財務部、国家税務総局による通知」」の規定内容を吸収し、18種の税のうちの14番目の租税法律として打ち出された。...（続きはPDFをご覧ください）

3.　【中国からの風便り】新たな芽吹き（弁護士竹田昌史）
　先日、中国人の友人から嬉しい連絡がありました。なんとその友人が働く会社が米国のナスダックに上場したというのです。私は、上場のニュースよりも、その会社の逞しさとスピード感に改めてビックリしました。というのも、2023年の夏に「中国からの風だより」の中の「商魂逞しい中国ベンチャー」というテーマで、苦境に立たされたこの会社の発想の転換と前向きな姿勢を取り上げたことがあったからです。... （続きはPDFをご覧ください）