【名古屋】カルテルのリスクと実務対応
2016.10.05
近年、日本だけでなく世界の競争当局がカルテルを厳しく取り締まっています。特にアメリカ、欧州では、日本企業が対象となる案件も多く、カルテルに対する罰金・制裁金が数百億円に上ることもあります。また、カルテルにより役職員がアメリカの刑務所に収監されるという事態も現に生じています。
その上、カルテルを行っていたことが明らかになると、カルテルの被害者から損害賠償請求が行われることも通例となっています。たとえば、アメリカのクラスアクションの被告とされてしまい、多額の訴訟費用の負担を余儀なくされるとともに、その解決のために原告団に対してこれまた数百億円の和解金を支払うというケースもあります。
さらに、カルテル摘発後に役員に対する株主代表訴訟が提起されることもあります。
本セミナーでは、多くの国内外のカルテル事件を担当してきた経験を踏まえて、このようなカルテルの様々なリスクについて具体例を交えてご説明するとともに、当局対応、損害賠償請求への対応、事前の予防策といった実務対応についてご説明いたします。
お申込みは以下リンク先よりお願いいたします。
日時:
2016年10月05日(水)
14時00分~
セミナー会場:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)会議室1203(名古屋市中村区名駅4-4-38)
講演者等:酒匂 景範
主催等:弁護士法人大江橋法律事務所主催
セミナー会場:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)会議室1203(名古屋市中村区名駅4-4-38)
講演者等:酒匂 景範
主催等:弁護士法人大江橋法律事務所主催
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