インド破産倒産法に基づくインドの倒産処理手続

2019.11.21

【講演趣旨】
従来、インドには倒産処理の基本法は存在していませんでしたが、2016年12月、手続の迅速化や債権者主導の手続等を企図した破産倒産法（Insolvency and Bankruptcy Code, 2016）が施行され、企業一般の倒産処理手続が整備されました。破産倒産法の制定はインドの倒産実務に大きな影響を与えており、インドに進出している日本企業の関心も大きいところかと思われます。
本講演では、施行から3年近くが経過し、実務も蓄積されてきましたので、事例紹介や最新の改正の動向も交えながら、破産倒産法に基づくインドの倒産処理手続を解説します。

【講演項目】
　１．はじめに
　　（1）インドにおける従前の倒産処理法制
　　（2）2016年破産倒産法の制定及びその利用状況
　２．2016年破産倒産法に基づく倒産処理手続
　　（1）特徴
　　（2）手続の流れ
　　（3）タイムライン
　　（4）事例紹介
　３．2019年の改正動向等

分野：国際倒産事業再生・倒産全般インド

日時： 2019年11月21日(木) 13時30分～ 15時30分（東京都中央区日本橋小網町9-9　小網町安田ビル2Fセミナールーム）
講演者等：丸山貴之
主催等：ＦＮコミュニケーションズ　（共催）金融ファクシミリ新聞社　詳しくはこちら