一人ひとりが「個」として成長できる環境づくり
「よい事務所をつくる」という大江橋法律事務所の理念には、クライアントにとってよい事務所であるとともに、社会にとってよい事務所であること、そしてまた大江橋法律事務所で働く私たち自身にとってもよい事務所でありたいという思いが込められています。「よい事務所」がどのような事務所であるのか、その理想像は人それぞれで違いますが、大江橋法律事務所は、弁護士一人ひとりの価値観の違いを受け入れ、それぞれが思い描く「よい事務所」をつくるために、弁護士一人ひとりが「個」として成長できる環境をつくることを非常に大事にしています。
パートナーはアソシエイトの希望する業務分野等の情報を共有しており、事務所全体をあげて、アソシエイトの希望の実現や、成長に最適な環境の整備に努めています。大江橋法律事務所は、入所した後数年間にわたって、M&A・コーポレート、事業再生、知的財産法案件、独占禁止法対応、不正調査案件、大型紛争案件から、家事・相続事件などの一般民事事件や刑事事件に至るまで、アソシエイトが希望する限り、各分野のスペシャリストであるパートナー等と様々な分野の事件を経験することになります。さらに、特定のパートナー・アソシエイトとだけ仕事をするのではなく、分野を問わず事務所内の多くの弁護士と協働することができるという点は大江橋法律事務所の大きな特長の一つだと思います。これは弁護士によって案件の進め方等も異なるため、そこから得られる経験の幅も広がると考えているためです。アソシエイトは、自らの希望に応じて様々な分野の事件を経験する中で「個」としての実力を高め、総合力を備えるとともに、自らの専門性を見いだすきっかけを得ることができます。もちろん、入所当初から特定分野に強い希望を持つアソシエイトに対しては、当該分野のスペシャリストと協働する機会を多く設けます。こうした経験を通じて、自らの意思で専門分野を決定し、出向や留学等を通じてさらに専門性を磨いていくことになります。
また、大江橋法律事務所では、すべての弁護士が、弁護士の弁護士たる所以である訴訟・紛争解決事件に関与する機会を有しています。大小様々な訴訟・紛争解決事件を経験する中で、紛争になった場合に目の前の事実がどう評価されるか、どのような証拠が重視されるかといった知識や感覚を養うことで、どのような業務分野・規模の事件でも最終的に紛争になった場合の対応を踏まえて「次の一手」を打つことができる、「個」として頼りがいのある弁護士に成長できると考えています。
さらに、個人事件の受任が自由であることも大江橋法律事務所の特長です。多くの弁護士が、ベンチャー企業の支援、知人からの紹介案件、刑事事件、及び家事事件など、時には先輩のサポートを得ながら、1年目から数多く経験し、研鑽を積んでいます。
アソシエイトがなぜ大江橋法律事務所を選び、どのような環境で働き、仕事にどのようなやりがいを感じているのか、アソシエイトの生の声を座談会のページで紹介していますので、是非一度見ていただければと思います。
求める人材
大江橋法律事務所は、チャレンジ精神と熱意を持った弁護士が誠実に切磋琢磨しながら歩み、成長してきた事務所です。今後もこのような気概を持った仲間を増やしていきたいと考えています。そして、事務所に入った弁護士が10年後、20年後、30年後にここで働いて良かったと思える事務所を目指しています。大江橋法律事務所がこれからも成長し続けるためには、プロとして一流を目指す人、夢と志を持ち努力する人、自分の言葉で語れる人が不可欠です。このような考えから、大江橋法律事務所では、自分の頭で考えて、依頼者のために最適な答えを探し出す能力を磨くこと、何事も恐れず新たな分野に挑戦し続けること、プロとしての足腰を鍛えるために地道に努力することができる方を求めています。
また、大江橋法律事務所では各弁護士が総合力を身につけた上で専門性を磨くこと、一人ひとりが「個」として成長し、自己実現を探求することも大事にすると同時に、社会貢献も大事だと考えています。社会貢献は必ず自身に返ってきます。自分が社会の中でどのような役割を担えるのか、自分にできる社会貢献は一体何かを考えてみてください。自分の特徴を見極め、誠実に自分と向き合い、自分が社会のために何ができるかを考えることは、自己実現や専門性を極める上でもとても大事なことです。私たちは、弁護士として働く中で社会貢献もしたいという高い志と熱意を持った方と働けることを楽しみにしています。
「個」の能力を融合させ、
新しい価値創造へ
大江橋法律事務所は、1981年に弁護士3名で設立して以来、1995年に上海事務所、2002年に東京事務所、2015年に名古屋事務所、2025年にはジャカルタデスクを開設し、現在では総弁護士数170余名の規模となっています。業務分野ごとに高い専門性を持った弁護士が多数在籍しており、クライアントのニーズに的確に応えるべく、案件ごとに最適なチームを編成し、質の高いリーガルサービスの提供を実現しています。
若い時期に多種多様な分野を経験した土台の上に、専門性を身につけたからこそ、総合力に裏付けされた幅広い視点からのアドバイスが可能となります。また、私たちは、プロである以上、クライアントにとって最適なアドバイスができるように、年次を問わず自由闊達な議論を大事にしており、アソシエイトが案件を主導することも珍しくありません。このようにして、総合力と専門性に裏付けされた弁護士が融合し合うことで、他にはないリーガルサービスの価値創造ができると考えています。
また、近時においては、時にはアソシエイトが中心に積極的に新たな分野の開拓にも取り組み、これまで大江橋法律事務所では取扱いのなかった分野においてもリーガルサービスが提供できるようになっています。若手のチャレンジを後押しする環境、そして若い時にあらゆる分野に取り組んだ経験があるからこそ、恐れることなく新しい分野の開拓も可能になりますし、多様化するニーズにも応え、私たちにしかできない新しい価値の創造ができると考えています。
クライアントとともに
社会に貢献する
中心となる企業法務については、コーポレート・M&A、知的財産、事業再生・再編、独占禁止法、国内外における紛争解決、危機管理・コンプライアンス、保険・ファイナンス、人事・労務、情報法、消費者法、アジア新興国支援、不動産、ヘルスケア、行政、税務等の多数の分野が存在し、所属する弁護士は、プラクティスグループを通じて、各業務分野におけるノウハウの蓄積と法律情報等の発信・提供を行っています。また、クライアントのニーズに的確に応えられるように、クライアントを深く知ることも重要だと考えています。クライアントのニーズが多様化・細分化する中で、クライアントのニーズの背景を理解し、クライアントとともに社会の発展・成長に寄与できることが私たちの望みです。
また、忘れてならないのは、私たちは、プロボノその他の公益的活動(刑事国選弁護活動、弁護士会活動、法教育、NPO支援、難民支援等)にも力を入れていることです。弁護士という資格を得た以上は、弁護士にしかできない社会貢献についても大事にしていきたいと考えています。
働き甲斐のある環境を目指して
入所後数年間で、本人が希望する限り、あらゆる業務分野・規模の事件を経験してもらうという大江橋法律事務所の方針は、各人が「個」としての総合的な成長を目指し、弁護士としての基礎力を身に着けてもらい、社会の中で活躍できる人材を育てたいという熱意の表れです。
また、事務所事件・個人事件を問わず、先輩弁護士に気兼ねなく相談ができる風土も、「個」としての成長に大いに役立つと思います。所内の弁護士は皆、「風通しの良さ」は業界随一であると口を揃えます。所属弁護士数は大阪、東京ともに約80名であり、それぞれ「全員の顔が見える」規模です。このような環境が、アソシエイトにとって、自分の担当する事件について担当を超えて先輩弁護士にアドバイスを請い、時には熱く議論し合える環境を創り出していると思います。加えて、案件対応に限らず、私たちの事務所のアソシエイトは、自身や周りが働きやすい環境を整え、新人弁護士の採用を含めた未来の事務所作りにも積極的に関わっている点も特長だと考えています。また、所属弁護士は皆、専門分野・事務所拠点を超えて仲が良く、事務所旅行やプライベートなホームパーティー、ゴルフ等のスポーツイベントを通して自然と親睦を深めています。このような風通しの良さ、所属弁護士同士の信頼関係、人間関係は真に働きやすい、働き甲斐のある環境を醸成しているものと自負しています。
さらに、各人のキャリアプランに応じて留学・出向を推奨していること、手厚い留学支援制度があることも、大江橋法律事務所の特長の一つです。様々な事件を通じて大局観を身に付けた後、早ければ4年目から留学・出向し、「個」としての成長に努めてこそ、「個」としての成長だけでなく、事務所全体の成長にもつながるという信念が、手厚い留学支援制度を支えています。実際に、所属する弁護士の多くが海外での留学経験、法律事務所での勤務経験を経て、外国での弁護士資格を保有しています。
是非リクルートイベントに
ご参加ください
大江橋法律事務所では、学部生や法科大学院生を対象としたサマークラーク、スプリングクラーク、予備試験合格者や司法試験受験者を対象とした事務所説明会や個別の事務所訪問など、多くの皆さんに事務所のことを知ってもらう機会を設けています。是非とも、このようなリクルートイベントにご参加いただき、大江橋法律事務所のことをよく知っていただければと思います。
採用担当者プロフィール
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58期 小野 洋一郎
2004年|京都大学法学部卒業
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2005年|弁護士法人大江橋法律事務所入所
2009年~2010年|三井住友銀行企業調査部勤務
2012年|Northwestern University School of Law 卒業 (LL.M.)
2012年~2013年|Drew & Napier LLC (シンガポール) 勤務 -
64期 細川 慈子
2008年|東京大学法学部卒業
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2010年|東京大学法科大学院修了
2012年|弁護士法人大江橋法律事務所入所
2017年5月|University of California, Berkeley, School of Law 卒業 (LL.M.)
2017年7月|International Academy for Arbitration Law, Paris (Certificate)
2017年9月~2018年2月|Gleiss Lutz (Stuttgart Office) 勤務
2018年4月|東京事務所に復帰 -
65期 澤 祥雅
2009年|大阪大学法学部卒業
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2011年|京都大学法科大学院修了
2019年|Duke University School of Law 卒業(LL.M.)
2019年~2020年|Ashurst Australia
(Melbourne Office)勤務 -
67期 石田 明子
2012年|同志社大学法学部卒業
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2013年|京都大学法科大学院(司法試験合格により)中退
2021年|Duke University School of Law 卒業(LL.M.)
2022年|ニューヨーク州司法試験合格
2022年3-8月|Jenner&Block(LA Office)勤務
2022年9月-2023年1月|Zuber Lawler(LA Office)勤務