就職活動の中で、
大江橋法律事務所への就職を
決めた理由を教えてください。
就職活動を開始したときから、将来的に知的財産の分野に携わっていきたいと考えていましたが、それと同時に、「最初から知財だけに絞ってしまっていいのだろうか。」「幅広い分野における経験が専門性をより深めるのではないか。」という思いもあり悩んでいました。その点で、大江橋であれば、入所時から分野を制限されることなく、様々な分野の案件に関わりながらも徐々に専門性を磨いていくことができると感じ、就職を決めました。
また、入所してからも楽しく仕事ができそうと感じたのも就職を決めた理由の一つです。サマークラークに参加した際、修習期に関係なく意見を言い合えるほどに先生方の仲が良く、事務所全体の雰囲気の良さを肌で感じました。エクスターン等でいくつかの法律事務所にお邪魔させてもらったことがありますが、大江橋でのサマークラークが一番楽しく、この事務所で働きたいと思うようになりました。
多くの法分野の中で
「知的財産」に興味を持った
きっかけを教えてください。
弁護士になりたいという思いから文系の道に進みましたが、もともと理系科目の方が好きで興味がありました。大学時代に、理系の友人たちが、研究室で一日中実験をしたり、休日を返上して微生物の世話をしたりする様子をみて、一つの発明をするのにこれだけの時間と労力がかかっているのかと痛感するとともに、生み出された発明を何とか守ることができないかという思いから知的財産法の勉強を始め、その面白さにのめり込んでいきました。実務についてからも、法律とは別に、様々な技術分野について学び、発明者の方々が社会を少しでも良くしたいという思いから生み出した発明に触れる機会がある「知的財産」という分野は非常に面白いなと感じています。
大江橋法律事務所の
執務環境はいかがですか。
複数人でチームを組んで仕事をすることが多いので、パートナーをはじめとする先輩弁護士がクライアントにとっての最善は何かという観点から案件に取り組む姿を近くで見て学ぶことができ、若手にとっては非常に恵まれた環境に身を置いていると感じています。
一方で、若手であっても、積極的に案件を回してリードすることが推奨されています。何がクライアントにとって最善かを意識しながら主張方針等を考え、提案することができるので、どの案件も「自分の事件」としてやりがいをもって取り組むことができると実感しています。
先輩弁護士の面倒見もよく、起案をはじめとして手厚い指導の環境下で仕事ができることは、今後の自分の成長にも大きく繋がると感じています。
また、秘書の皆さんがサポートしてくれるので、快適な環境で仕事に取り組むことができています。弁護士と秘書の関係が良好であることも、働きやすい環境の一因です。
大江橋の先輩弁護士は
いかがですか。
先ほども少し述べましたが、優しく面倒見の良い先輩弁護士ばかりです。仕事において、私が臆することなく自分の意見を言うことができるのは、先輩弁護士や指導担当の弁護士が、意見が言いやすい雰囲気を作ってくださるおかけだと思います。まだまだ未熟なため、作成した起案が修正されることも多いですが、私以上に忙しいにもかかわらず、時間を割いて修正理由を一から教えてくれることには感謝していますし、学ぶことは日々沢山あります。
女性弁護士として、
これからどのような弁護士キャリアを
築きたいですか。
「弁護士」としては、多岐にわたる分野の経験を積んだ上で、将来的には知的財産の分野を極めていきたいと考えていますが、「女性弁護士」となると、出産育児と仕事の両立は上手くいくのか等少し不安な部分もあります。もっとも、大江橋には、出産育児と仕事を両立させ、第一線で働かれている先輩弁護士が多くいますので、諸先輩方の経験を参考に、弁護士としてのキャリアを積み重ねていきたいと思います。