どうして大江橋で働くことを
選んだのでしょうか
ロースクール3年次に大江橋のサマークラークに参加した際に、事務所の先輩弁護士たちが「若手を10年かけて育てる」事務所であると明言していたことが印象的でした。実際に、サマークラーク期間中も、多くの先輩弁護士たちがサマークラーク生のために弁護士ランチや判例勉強会に参加していたり、席に来て楽しく話をしてくれたり、若手として大切にされる喜びを自らも体感できたように思い嬉しかったことを覚えています。また、若手の弁護士を始め、会う弁護士ひとりひとりの表情が柔らかく生き生きとしており、まさに大切にされてきたからなのだろうと感じました。そこで私も、人を大切にし、人に大切にされる事務所の一員になりたい、と憧れを抱くようになりました。
実際に働いてみて、
大江橋はいかがですか
大江橋の弁護士は様々な規模・分野の案件を扱っており、本人の興味関心に沿って様々な案件をアサインしてもらえます。パートナー弁護士と2人で担当させていただく案件から、10人以上を動員する大型案件まで担当させていただくことがあり、一緒に働く弁護士も様々ですので、諸先輩たちが培ってきたノウハウを贅沢に吸収することができると感じています。
また、事務所の魅力と謳われる、絶妙な高さのパーテーションで区切られたブース制の個席は、周囲から一定程度独立性が保たれていて業務に集中することができ、他方、完全な個室となっていないことから先輩弁護士に対して質問しやすい環境となっていますので、密なコミュニケーションにより、不安や疑問もすぐに解消することができます。質問に答えてくださる先輩弁護士はもちろんですが、いつも色々と助けてくれる事務局の皆さんも含めて、大江橋の人は「人に何かを教える」ということに寛容で、それはとても得難いことなのだと感じています。
若手弁護士の1日について
教えてください。
現在手掛けている案件など
現在手掛けている案件は、DDや調査案件等の比較的長期にまたがる案件と、法律相談等の比較的早期・短時間での対応が求められる案件の両方があり、前者の大きな流れを把握しながら、後者の予定をバランスよく組んでいく必要があります。1日1日の予定としては、会議や外出等の予定を確認し、その合間を縫って電話応対や起案、契約書レビュー等のデスクワークを組み込むことになります。上述のように、扱う案件の種類は様々ですので、マルチタスクが要求されるところが難しく、予想外のタスクが急発生するなどうまくコントロールできない日もありますが、やるべきことをうまく組み立ててやり遂げられた日は大きな達成感を感じることができます。
3年後、5年後、どんな弁護士に
なっていたいですか。
そのために事務所のサポートは
どのようなものがあるでしょうか。
3年後まではやりたいこと、やってみるべきことの多くを経験し、可能であれば5年後には留学・海外研修を経験して、視野の広い、バランス感覚を持った弁護士になりたいと考えています。
大江橋の教育体制のひとつとして入所2年目までは指導担当制度があり、担当のパートナー弁護士が、興味分野や業務量について色々と相談に乗ってくれます。そして、3年目までは希望すれば幅広くいろいろなことを経験できるよう、所内全体で案件のアサインをアレンジしてくれます(もちろん専門分野が決まればそれに注力することも可能です)。
また、留学支援にも積極的であり、留学直前の先輩弁護士が後輩弁護士のための留学準備説明会を開催してくれて、そこで色々な話が聞けます。そもそも事務所の弁護士間で日頃から良好なコミュニケ―ションが醸成されているので、留学のために相談に乗ってくれる、あるいは自身の留学経験談を語ってくれる弁護士が自分の身の回りにいる執務環境であり、とても心強いです。このように、数年ごとに得られる事務所からの支援は様々にあり、これらを活かして一歩一歩自分自身の目指す弁護士像へと進んでいきたいと思っています。