大江橋法律事務所 CAREERS

弁護士は常に成長が促される素晴らしい仕事

弁護士は常に成長が促される素晴らしい仕事

弁護士|64期|2012年入所

平井 義則

プロフィール詳細

弁護士になったきっかけ、
大江橋法律事務所に
就職した経緯を教えてください。

元々経済や社会の仕組みに関心があり、社会系の専門職に就きたいと思っていました。国際的な仕事もしたかったので商社マンに憧れることもあったのですが、そんな中、ビジネスローヤーや渉外弁護士という仕事があることを知り、とても魅力を感じました。
そのため、事務所訪問の際は、渉外案件を含む企業法務を取り扱う法律事務所を優先的に回りました。大江橋法律事務所もその中の一つでしたが、サマークラークに参加したとき、事務所の雰囲気がとても良かったんです。「ひと」が良いというか、アットホームな印象で、しかも個々の弁護士の自由や多様性を受け入れる器の大きさもある事務所だと感じました。また、若手アソシエイトに多様な分野を経験させるという事務所の方針も、幅広い経験を積みたかった当時の私にはちょうどいいと思いました。

現在はどのような業務を
行っていますか?

留学前は、現在の専門であるコーポレート分野だけでなく、訴訟・紛争解決、事業再生・倒産、労働法など、入所当初の希望どおり多種多様な案件を担当する機会に恵まれました。留学から戻って以降は、専門分野をより強化したいという思いから、業務のかなりの部分がM&Aや企業再編を中心としたコーポレート・M&Aの分野という状況です。また、国内案件だけでなく、クロスボーダーM&Aを中心とした海外案件も担当しています。

アメリカ留学の経験で得たもの、
気付いたことは何でしょうか?

事務所の留学制度のもと、まずアメリカのロースクールに留学し、その後、実務研修としてアメリカのローファームで約1年間勤務しました。アメリカでの生活や世界各国から留学している友人との交流を通じて異なる価値観に触れ、今まで当たり前だと思っていた自分自身の考え方や日本の文化について改めて考え直す機会を得るというのは、留学生活ならではの醍醐味だと思います。研修中は、希望していたコーポレート・M&Aセクションにおけるローファームの実務経験を積むことができました。アサインされた案件では、他のアソシエイトと同様、DDの準備から契約書の作成、クロージングといった一連の作業を担当することになりましたので、アメリカのローファームの実務を学ぶとともに、クロスボーダー案件を担当する際の案件処理能力の向上に直結する貴重なトレーニングの機会となりました。M&Aのプラクティスは日米で共通する部分もありますが、訴訟社会・契約社会であるアメリカならではと思う部分も多数ありましたし、アメリカの弁護士が案件に取り組む際の姿勢やクライアントへの助言のスタイルなど内部で日々接することにより分かる学びもあり、これらは留学を経験していなければ得られなかった自分の財産だと感じています。

これから弁護士を目指す人に
メッセージを。

学生のときは答えのある問題に取り組むことがほとんどですが、社会に出ると答えのない問題ばかりです。ベテラン弁護士でさえ、決まった答えを持ち合わせているわけではありません。しかし、唯一絶対ではないにせよ、個々の案件ごとに、法的な分析を的確に行い、自分なりの回答を考え見い出すこと、それが弁護士の仕事なのだと実感しています。
もともと幅広い経験を積みたくて大江橋法律事務所に入り、実際に入所以降様々な案件を経験することができました。幅広い業務分野を担当するのは、初めての作業に直面することが増え大変なことではあるのですが、その分、多様な経験を通じて、事案の分析力、法律論の構築能力、書面作成能力、交渉能力、リサーチの仕方など弁護士としての基礎体力を多角的に鍛えることが出来たと感じています。留学前後から専門分野の強化を意識して業務を担当していますが、特定の分野に特化するにあたっても、多様な経験を通じて得た基礎体力というのは役立っていると感じます。もちろん、専門性を強化するためには常に研鑽が必要となり、学ぶ姿勢がより一層求められます。それもまた大変なことではありますが、その分、自分自身をいくらでも成長させることができるように感じます。あらゆる経験を通じて自分自身を成長させることができるという点が、弁護士という職業の魅力だと思っています。

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